教えられる快感

2007年11月1日
行く先々で、会う人の反応を楽しむ毎日。

見慣れた人が突然変わると、人は色んな反応をするものだ。それぞれの価値観や感情表現の違いが良く判って面白い。私自身も、まだ不意に映った自分を見てホゥ・・・と思う。今は、こんな顔してるんだ。

まる子ちゃん、タラちゃん、こけし(!)などかわいい系のキャラに例えられることがほとんどだけど、自分では勝手にこんな感じ↑だと思うことに決めた。誰が何と言おうと決めた。これよりもうちょっと短いか。そんなことより顔が・・・顔がついていかないけど。我ながら純日本風の目鼻立ちが悲しい。けれど毎日颯爽と、赤いライダーズの革ジャンを着て街を歩く。電車の中で、いい歳して低レベルの漫画などを読み口をポカーッと開けているユルそうな男を見て、鼻で笑う。(・・・って、関係ないじゃん。ほっといてあげようよ)



最近、思う。

人から「強いね」と言われても、もうむやみに否定するのはやめよう。昔からよく、あなたは強い人だねと言われるけど、日本人独特の遠慮と微妙な寂しさから「そんなことないよ〜、こう見えてヘタレでさぁ」などと返していたけれど、もう誤魔化しても無駄だと知る。

私、強いんだと思う。落ち込むし、泣くけど強い。何事にも動じないのが強いのではない。強風にしなる木々のように、しなやかで折れないのが人の強さだ。それを、この間A先生に言われた。あなたは、落ち込んだり弱ったりしても、そんな自分をまた復活させるのが上手いねって。素直にそうだと思った。それはきっと、私の長所なのだろう。大人になればなるほど、誰かに自分の良いところを教えてもらう機会が減る気がする・・・大人はどうして、もっと素直に他人を褒めないのだろう。そして、褒められたがってばかりいる。

これからも、誰かが私を「強いねぇ」と言ったら、たとえそこにほんの少しのイヤミや妬みが含まれていたとしても、最上級の褒め言葉を頂いたと思ってお礼を言おう。A先生の言ったとおり、私はそれが上手にできるのだから。そして、それを必要とする人に伝えていこう。


そうやって、何の気なしについている自分への小さな嘘を、もっともっと取り除きたい。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

日記内を検索