太陽はあなた

2007年10月24日
日常の行動パターンを大きく崩して、A先生に会いに行く。

急なお誘いの上遅い時間だったにも拘らず仕事先からやってきてくれた彼は、私にとって友達のような先輩のような同志のような存在。頻繁に連絡を取り合うことはないけれど、お互いにいつも心の片隅で相手を気にかけている。忙しくてめったに会えず、でも会うと必ず熱く語り合ってしまうので、終電を気にしながらの1時間半はあまりにも短すぎた・・・

それでも、本当に会えてよかった。近況を知るだけならメールや電話でも構わないけれど、やっぱり会って顔を見て声の調子を聞いて、今日この時を共に生きる実感を味わいながら話を聞きたい。そこに美味しいお酒と料理が並べば、何ものにも替え難いひと時になる。

私は彼のことを太陽のような人だと思っていて、それをそのまま伝えたら、「太陽はテハヌーさんだよ」と言う。少し、驚いた。自分のことはどちらかというと、ロウソクとか灯台なんかの灯火系(?)だと思っていたから。いつどんな時も、誰かから自分についての話を聞くのは照れ臭く、楽しく、怖い気分。梅酒をロックで3杯飲む間、A先生の色んな話を聞いていた。その口から発せられる言葉が何であろうと、心を全開にして全て受け入れる。それは例えようもなく心地いい。そんなことが出来る人は、私にとってそう多くはいない。

会いたい人に会うために、時間とお金と労力を使う。ただその人に会うためだけに、歩き、電車に乗り、この体を運ぶ。それが嬉しくて仕方がないと思える人とだけ、この先も会うようにしたい。状況が許す限り、会いたくて会いたくて仕方がない人とだけ、約束を交わそう。そして、自分が誰かにとってそんな人であるのなら、これほどの生きる醍醐味はないんじゃないかと思う。

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