ゆっくりね
2007年10月16日
もう今は思い出せないけれど・・・
子供の頃、季節はこんなにも早足に過ぎ去っては訪れるものだったろうか。
週末は必ず恋人と過ごすようになってから、家の中をかまう時間が少ない。気がつくと引き出しの中には季節外れの服が多くなった。冬物、出さなくちゃなぁ・・・と思いつつ、昨日やったのはアクセサリーや写真、手紙、捨てられないあれこれをしまってある引き出しの整理。前から気になってたからスッキリ片付いて本当に気持ちいい。
その時、親元を離れて1年目にもらった母からの手紙を見つけた。
紙面を開いた瞬間、内容を目にする前に号泣した・・・
文面がどうとかではないんだよ。もちろん、紙いっぱいに懐かしい母の字で私や家族みんなを案じる言葉がちりばめられているんだけど、それは飾り気の全くないありふれた文章。あっちに行ったりこっちに戻ったりして支離滅裂とも思える下手な文章。だけど、母がそれを書いてからもう17年の時が過ぎているのに、古くなった紙を開いたとたん、母の顔、声、手のひらの温もりが光のように溢れ出てきた・・・。まるで母が目の前にいるようだった。
手紙は、生きているんだね。誰の目にも触れなくなっても、手紙は息づいてるんだ。
今はメールが当たり前だけど、どう転んでもそんなパワーは持てない。第一、指先ひとつで消去できちゃうなんて。
今夜は仕事が早く終わったから、ゆっくりと眠るまでの時間を過ごせる。もうご飯も食べ終わったし。メニューは、根菜が無性に食べたかったからテハヌー風おでんを作った。じゃがいもも大根も、もう冬を思わせるような美味しさだった。
これからお風呂で読書タイム。そう言えば子供って、お風呂が嫌いじゃない?それとも私の知ってる範囲だけだろうか・・・私も、母に「早くお風呂入んなさ〜い!」と何度も言われしぶしぶ入ってた。何でだろう。いつまでも遊んでいたいのかな。
大人になって味わえるお風呂の幸せってあるんだ。入浴剤を選んで好きな本を片手にリラックス。ああ〜、今日もよく働いたって。
ゆっくり冬になって欲しい。
子供の頃、季節はこんなにも早足に過ぎ去っては訪れるものだったろうか。
週末は必ず恋人と過ごすようになってから、家の中をかまう時間が少ない。気がつくと引き出しの中には季節外れの服が多くなった。冬物、出さなくちゃなぁ・・・と思いつつ、昨日やったのはアクセサリーや写真、手紙、捨てられないあれこれをしまってある引き出しの整理。前から気になってたからスッキリ片付いて本当に気持ちいい。
その時、親元を離れて1年目にもらった母からの手紙を見つけた。
紙面を開いた瞬間、内容を目にする前に号泣した・・・
文面がどうとかではないんだよ。もちろん、紙いっぱいに懐かしい母の字で私や家族みんなを案じる言葉がちりばめられているんだけど、それは飾り気の全くないありふれた文章。あっちに行ったりこっちに戻ったりして支離滅裂とも思える下手な文章。だけど、母がそれを書いてからもう17年の時が過ぎているのに、古くなった紙を開いたとたん、母の顔、声、手のひらの温もりが光のように溢れ出てきた・・・。まるで母が目の前にいるようだった。
手紙は、生きているんだね。誰の目にも触れなくなっても、手紙は息づいてるんだ。
今はメールが当たり前だけど、どう転んでもそんなパワーは持てない。第一、指先ひとつで消去できちゃうなんて。
今夜は仕事が早く終わったから、ゆっくりと眠るまでの時間を過ごせる。もうご飯も食べ終わったし。メニューは、根菜が無性に食べたかったからテハヌー風おでんを作った。じゃがいもも大根も、もう冬を思わせるような美味しさだった。
これからお風呂で読書タイム。そう言えば子供って、お風呂が嫌いじゃない?それとも私の知ってる範囲だけだろうか・・・私も、母に「早くお風呂入んなさ〜い!」と何度も言われしぶしぶ入ってた。何でだろう。いつまでも遊んでいたいのかな。
大人になって味わえるお風呂の幸せってあるんだ。入浴剤を選んで好きな本を片手にリラックス。ああ〜、今日もよく働いたって。
ゆっくり冬になって欲しい。
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