ムーミンの国から来た友人
2007年5月17日コメント (1)
月曜日のこと。
遠くフィンランドから待ちに待ったお客様、マルコとその彼女トゥーラがとうとうやって来た。
タカの友達である彼らのことは事あるごとに聞いていて、誕生日のプレゼントを一緒に選んだりクリスマスカードを書いたり、最近ではネットでテレビ電話もしたりしていたのでもうよく知っている人のような気がするほどだった。
朝、早起きしてタカと2人空港まで車を飛ばして迎えに行きドキドキしながらゲートで待つと、2人が現れた。まるで、パソコンの画面から出てきたような変な気分になる。固く握手をすると、本物の実感がいやでも湧いてきた。タカは、研究滞在で1ヶ月間フィンランドにいたときに知り合ったマルコと4年ぶりの再会に抱き合って喜んでいる。
それからその日は夜遅くまであちこち遊びに行く。時差で昼夜が全く反対なので、移動の車の中ではマルコもトゥーラもぐったり眠っていたけれど、夜にはスーパー銭湯に入り旅の疲れを落としてもらった。フィンランドにはこういうスタイルのお風呂は無いけれど、サウナの本場。タカはマルコと男湯にある2種類のサウナに入ったが「80度近くあるのにぜんぜん平気な顔してた」らしく先に音を上げた。どうも母国のサウナは平気で100度くらいあるみたい・・・。
一方女湯では、頭の中が外国語と言えばもう長年使っている広東語にしか切り替わらなくなっちゃってるのを、2人が来ると決まった時から付け焼刃的に勉強した私が、つたない英語を駆使してトゥーラに銭湯の楽しみ方を説明するのに必死だった。そんな私の話を、心優しい彼女は雪のように真っ白い顔を露天風呂で真っ赤に染めながら良く聞いてくれる。大学で日本語を専攻して、卒業してからも独学で勉強を続けているトゥーラは、岩風呂に入りつつも壁に貼ってある注意書きなどをまじまじと読んで「勉強、勉強」と笑う。マルコもトゥーラも、会ってみたらその素朴でエネルギッシュな人柄が溢れていてすぐに好きになってしまった。
夕食はタカが腕を振るい、特製ひつまぶしと豚汁を作る。日本の古武術を習っているマルコが正座して食べているのが面白い。2人ともまだお箸がうまく使えず、気の毒なほど一生懸命食べている。これから1ヶ月間の滞在で、きっと帰る頃には見違えるほど上手になっているはずだ。日付が変わって世も更けてからようやく眠った2人・・・これから大きな荷物と一緒にあちこち移動しながら日本を楽しむ予定。きっと忘れられない楽しい思い出になるね。
北海道と同じくらいの国土に東京都と同じくらいの人口しかいない国、フィンランド。夏は白夜で、冬は日中も薄暗い国、フィンランド。首都ヘルシンキは美しく、郊外の森と湖は信じられないほど美しいという国、フィンランド・・・・。
そんな地からようこそ、友よ。まさか日本で会えるとは思ってもみなかったのに。出会えた縁に心から感謝です。その機会を作ってくれたタカにも・・・。
そして、明日からは。
マルコ達もタカと私も、東京へ。週末の三社祭を見に行きます!こんなダブルデート、なかなかできない。むちゃくちゃ楽しみで、ちょっとだけ英語が気がかり。何しろ私がダントツで下手っ!みんなが笑ってるのに私だけ入れないって悲しすぎる。
まぁ・・・もう今となってはしょうがない。
2度と無い時間を楽しんでこよう♪
遠くフィンランドから待ちに待ったお客様、マルコとその彼女トゥーラがとうとうやって来た。
タカの友達である彼らのことは事あるごとに聞いていて、誕生日のプレゼントを一緒に選んだりクリスマスカードを書いたり、最近ではネットでテレビ電話もしたりしていたのでもうよく知っている人のような気がするほどだった。
朝、早起きしてタカと2人空港まで車を飛ばして迎えに行きドキドキしながらゲートで待つと、2人が現れた。まるで、パソコンの画面から出てきたような変な気分になる。固く握手をすると、本物の実感がいやでも湧いてきた。タカは、研究滞在で1ヶ月間フィンランドにいたときに知り合ったマルコと4年ぶりの再会に抱き合って喜んでいる。
それからその日は夜遅くまであちこち遊びに行く。時差で昼夜が全く反対なので、移動の車の中ではマルコもトゥーラもぐったり眠っていたけれど、夜にはスーパー銭湯に入り旅の疲れを落としてもらった。フィンランドにはこういうスタイルのお風呂は無いけれど、サウナの本場。タカはマルコと男湯にある2種類のサウナに入ったが「80度近くあるのにぜんぜん平気な顔してた」らしく先に音を上げた。どうも母国のサウナは平気で100度くらいあるみたい・・・。
一方女湯では、頭の中が外国語と言えばもう長年使っている広東語にしか切り替わらなくなっちゃってるのを、2人が来ると決まった時から付け焼刃的に勉強した私が、つたない英語を駆使してトゥーラに銭湯の楽しみ方を説明するのに必死だった。そんな私の話を、心優しい彼女は雪のように真っ白い顔を露天風呂で真っ赤に染めながら良く聞いてくれる。大学で日本語を専攻して、卒業してからも独学で勉強を続けているトゥーラは、岩風呂に入りつつも壁に貼ってある注意書きなどをまじまじと読んで「勉強、勉強」と笑う。マルコもトゥーラも、会ってみたらその素朴でエネルギッシュな人柄が溢れていてすぐに好きになってしまった。
夕食はタカが腕を振るい、特製ひつまぶしと豚汁を作る。日本の古武術を習っているマルコが正座して食べているのが面白い。2人ともまだお箸がうまく使えず、気の毒なほど一生懸命食べている。これから1ヶ月間の滞在で、きっと帰る頃には見違えるほど上手になっているはずだ。日付が変わって世も更けてからようやく眠った2人・・・これから大きな荷物と一緒にあちこち移動しながら日本を楽しむ予定。きっと忘れられない楽しい思い出になるね。
北海道と同じくらいの国土に東京都と同じくらいの人口しかいない国、フィンランド。夏は白夜で、冬は日中も薄暗い国、フィンランド。首都ヘルシンキは美しく、郊外の森と湖は信じられないほど美しいという国、フィンランド・・・・。
そんな地からようこそ、友よ。まさか日本で会えるとは思ってもみなかったのに。出会えた縁に心から感謝です。その機会を作ってくれたタカにも・・・。
そして、明日からは。
マルコ達もタカと私も、東京へ。週末の三社祭を見に行きます!こんなダブルデート、なかなかできない。むちゃくちゃ楽しみで、ちょっとだけ英語が気がかり。何しろ私がダントツで下手っ!みんなが笑ってるのに私だけ入れないって悲しすぎる。
まぁ・・・もう今となってはしょうがない。
2度と無い時間を楽しんでこよう♪
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