本日のそろばん勘定
2007年4月23日
朝、バスに乗って出掛けたら、回数券の残高が100円しかなかった。料金は210円だから足りない。お財布を見ると小銭は60円しかなく、お札は1万円札しかない・・・。ああ、またこのパターンかと思う。なぜだか私は、バスに乗るとき小銭がないことがよくあって、そんな時に限って万札しか持っていないのだ。仕方ない、運転手さんに言わなければ。朝からまたあの、いや〜な気分にさせられるのを覚悟して、渋々声をかけた。
「あのー、回数券下さい。1万円札でお釣りありますか?(無いことは判っている)」
「え?ああー、お釣りねぇ・・無いんですよ。(だるそう)」
「回数券の残高が100円しかなくて、小銭もないんですけど・・・」
「ああー・・・う〜ん、じゃあ帰りにでもその分入れといて下さい。(迷惑そう)」
「はい、すみません・・・」
全て予想通りの受け答え。いつも思うのだけど、バスの運転手ってどうしてあんなに不機嫌そうなのだろう。たまにだけど、運良く気持ちのいい人に当たる時があるが、たいてい何かに苛立っているかのようにぶっきらぼうだ。ひどい人になるとあからさまに腹立たしげな態度を見せる。お年寄りが乗ったのに急発進したり、おばちゃんの問いかけにつっけんどんに応えたりするのを見るにつけ、この人は一体どうしちゃったんだろうと思う。私の住む地方だけだろうか・・・?
もとい、バスの車内で回数券を売ってくれるのは助かるけれど、どうしてお釣りを用意しないんだろう?きっと私の知らない何かの都合でそうなっているんだろうな。けどそれは、利用者にとっては不便に感じるだけのこと。せめて愛想良く応対すればいいものを。
小さくため息をつきながらバスを降りた私。今日という日を気持ちよく過ごしたいから、早く忘れようと思う。それに、このバスには夜はもう乗らない・・・だってタカの家に泊ってたんだもん。このまま自分ちに帰ったら、次にこのバスに乗る時にはもう料金が足りなかったことを忘れている。結局不足分を踏み倒す訳だけど、もう知ーらない。悔しかったらお釣り用意して。それか、気持ちよく応対してよ。
そして、夕方。
提出し忘れていた書類があって、ファックスして欲しいと頼まれる。明後日には職場に行くのでその時でもいいかと訪ねると、急ぐので今日送って欲しいとのこと。ならば仕方ない、家にはファックスが無いのでコンビニから送ることにした。フンフンフ〜ン♪と鼻歌を歌いながら機械の前に立った私は、3秒ほど固まったね。「ファックス・1枚当たり50円」・・・
50円!そ、そんなに高いのか!コピーの感覚で1枚10円だろうと思っていたのでビックリだ。しかも送るのは2枚。ちょっとした手違いのせいで、100円もかかってしまうのか・・・ガックリ。
夜、ゆっくりと湯船に浸かりながらふと、気づいた。
そっか。プラマイ・ゼロの1日だったな。
こんな帳尻合わせ、ちょっと私らしいかも。
今日の場合は「お金」だったけど、きっと人と人との様々なやりとりにも同じことが起こるんだろう。
自分がした間違いで、誰かに嫌な思いをさせたことに気づいたら、出来うる限り時間を置かずに「ごめんなさい」と言うのはとっても大切なことなのだと、改めて思い出した。「しまった」と思ってから相手に謝れるまでの時間が、短ければ短いほどその時の自分に偏見や言い訳が無いということになる。他人と自分を同じフィールドで感じていられるように、「ごめんなさい」の瞬発力を磨こう。
それとやっぱり、打算抜きで周りの人たちに喜んでもらおう。もう何だかそうせずにはいられないってくらいの、自然な流れの中で。
「あのー、回数券下さい。1万円札でお釣りありますか?(無いことは判っている)」
「え?ああー、お釣りねぇ・・無いんですよ。(だるそう)」
「回数券の残高が100円しかなくて、小銭もないんですけど・・・」
「ああー・・・う〜ん、じゃあ帰りにでもその分入れといて下さい。(迷惑そう)」
「はい、すみません・・・」
全て予想通りの受け答え。いつも思うのだけど、バスの運転手ってどうしてあんなに不機嫌そうなのだろう。たまにだけど、運良く気持ちのいい人に当たる時があるが、たいてい何かに苛立っているかのようにぶっきらぼうだ。ひどい人になるとあからさまに腹立たしげな態度を見せる。お年寄りが乗ったのに急発進したり、おばちゃんの問いかけにつっけんどんに応えたりするのを見るにつけ、この人は一体どうしちゃったんだろうと思う。私の住む地方だけだろうか・・・?
もとい、バスの車内で回数券を売ってくれるのは助かるけれど、どうしてお釣りを用意しないんだろう?きっと私の知らない何かの都合でそうなっているんだろうな。けどそれは、利用者にとっては不便に感じるだけのこと。せめて愛想良く応対すればいいものを。
小さくため息をつきながらバスを降りた私。今日という日を気持ちよく過ごしたいから、早く忘れようと思う。それに、このバスには夜はもう乗らない・・・だってタカの家に泊ってたんだもん。このまま自分ちに帰ったら、次にこのバスに乗る時にはもう料金が足りなかったことを忘れている。結局不足分を踏み倒す訳だけど、もう知ーらない。悔しかったらお釣り用意して。それか、気持ちよく応対してよ。
そして、夕方。
提出し忘れていた書類があって、ファックスして欲しいと頼まれる。明後日には職場に行くのでその時でもいいかと訪ねると、急ぐので今日送って欲しいとのこと。ならば仕方ない、家にはファックスが無いのでコンビニから送ることにした。フンフンフ〜ン♪と鼻歌を歌いながら機械の前に立った私は、3秒ほど固まったね。「ファックス・1枚当たり50円」・・・
50円!そ、そんなに高いのか!コピーの感覚で1枚10円だろうと思っていたのでビックリだ。しかも送るのは2枚。ちょっとした手違いのせいで、100円もかかってしまうのか・・・ガックリ。
夜、ゆっくりと湯船に浸かりながらふと、気づいた。
そっか。プラマイ・ゼロの1日だったな。
こんな帳尻合わせ、ちょっと私らしいかも。
今日の場合は「お金」だったけど、きっと人と人との様々なやりとりにも同じことが起こるんだろう。
自分がした間違いで、誰かに嫌な思いをさせたことに気づいたら、出来うる限り時間を置かずに「ごめんなさい」と言うのはとっても大切なことなのだと、改めて思い出した。「しまった」と思ってから相手に謝れるまでの時間が、短ければ短いほどその時の自分に偏見や言い訳が無いということになる。他人と自分を同じフィールドで感じていられるように、「ごめんなさい」の瞬発力を磨こう。
それとやっぱり、打算抜きで周りの人たちに喜んでもらおう。もう何だかそうせずにはいられないってくらいの、自然な流れの中で。
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