ルーツを探る

2006年10月21日
昨日から実家に来ていま〜す。

さて・・・・


 
誰もが一度は、自分のルーツなるものをたどってみたいと言う衝動に駆られたことがあるだろう・・・・・知らないけど。

で、私は先日の家族旅行で、全く思いもかけない形で自分のルーツを発見したのでした。

母の実家に程近い温泉旅館に泊まった時のこと。いそいそと大浴場に向かうとそこには大きく「カッパの湯」と書いてあった。中に入ってみると、屋外にしつらえてある広くて気持ちのいい露天風呂に、所狭しとカッパの石像が並んでいるではないか!!

実は私、10年ほど前に親しい友達から「カッパ」とあだ名をつけられ、以来ごく身近な人達は私のことを親しみを込めて(・・・のはず)カッパカッパとからかっている。きっかけは、最初に私をカッパと呼んだ友達が上にある写真の絵を見つけ、「テハヌー!あんたいったい、どこで顔拓(魚拓にひっかけている)取られたの?これそっくりじゃな〜い!」と言った事からだった。

ええ・・・そうです。

私の顔は点と線と丸で簡単に書けるんです。更に友達に言わせると、普段の立ち居振る舞いがこのキャラクターの雰囲気に良く似ているのだとか。

最初は激しく抵抗していたものの、私もだんだんこのカッパ君が気に入ってきて、今では進んで名刺代わりに使わせてもらっています。いつの間にか手元にはグッズも増えました。

そこへ来て、この露天風呂だ。

カッパ像の数の多さにひるみながらも、誰もいないお風呂を堪能しようと肩までつかると、ひとつのカッパ像の隣に古めかしい立ててある看板が目に入った。そこには何と、この地域に綿々と伝わってきた「カッパ伝説」が紹介されているではないか!!

ソレによると、むか〜し昔に栄えていたカッパ族は争いが絶えなかったらしい。ところが、女だてらに腕っぷしの強いポンポコ(・・・ってそれ、タヌキじゃないのか!)と、戦をすれば連戦連勝の猛将キューベエ(笑!)がめでたく夫婦になって、ようやくカッパの世にも平和が訪れた・・・という、人間も真っ青のエピソードが残っていたのだった。そして何と、150年も前からこの辺りでは毎年1月7日に「カッパの野火」という祭りがあるのだそうだ。戦乱に巻き込まれて死んだカッパたちの供養なのだろうか・・・?

そう。

こんな話が残っているのは、母の実家から車で5分ほどの場所だ。更に決定的なのは、いつか母とサッカーのワールドカップを見ていた時、試合に熱中していた母が思わず「キュキュ〜!」と叫んだこと。我ながら耳を疑った。キューって何よ、キューって!!!

ご先祖様・・・・

カッパだったかも・・・・

キュウウウウ

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