leave me alone

2006年9月24日
どうしようもない悲しみに心塞がれたとき

人は

どうやってその対処法を身につけてゆくのだろう


まだ世の中への認識も混沌としたままの幼子から

大人になるにつれ次第に物事の繋がりが判り、自分の立場を認識し

闇雲に怖がっていたことが少しずつその正体を現して実は全く怖がる必要は無いのだと知る代わりに、避けようもない悲しみがこれから何度も自分に襲いかかってくるのだと気付く

それは突然









重く、暗い悲しみが心を覆い尽くしたとき



皆、様々な手段で我が身を守りそこから脱出しようとするだろう

私は・・・





それがいつの頃からなのかよく思い出せないくらい昔から、必ずたった1人で泣いた。

家族には決して知られたくないから、みんなが寝静まった頃にトイレやお風呂で泣いたし

友達の前でも泣かなかった。泣けなかった。


誰もいないところで思い切り泣いて

朝が来る頃にはちゃんと笑顔を取り戻していた







今、私は人生折り返し地点(たぶん)

ここまで来てもその方法は変わらないらしい

子供の頃と違うのは少々アルコールが入るってことくらいか









ひとり泣く。



やっぱりそれが、心地良い。







誰かの胸を借りて、力強い腕で抱き止められながら身をよじって悲しみを搾り出すのもいいんだけど・・・


私は、きっと人生のとても早い時点で

悲しみを乗り越える術を決めてしまったのだろう





それしかできないのなら

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

日記内を検索