頭寒足熱でね

2006年8月15日
「おおい、起きてくれ」


父の、気ぜわしい声で起こされた。

心地よい目覚めとは程遠いがまぁ、仕方ない。





今日から父は、治療のため5日間の入院。私は今日帰らなければならないので家に1人残る母のために叔母が泊まりに来てくれる。入院中から本当にお世話になっていて、もう足を向けて寝られないくらいだ。

出掛けに雨が降ってきて、母はしきりに父に折り畳み傘を持たせようとするが荷物が増えるのを嫌がって頑として受け取ろうとしないジジイ、いや父。

父のことを書き出すとモニターから毒がドロドロと流れてきそう。そうなると読んで下さっている皆さんに大迷惑だからやめておくけれど、もうどうしても私は父と分かり合えないからどっちかが死ぬまで表面的な当たり障りの無い付き合いをすると決意した。それで精一杯だ。

でも、これから憂鬱な治療に出向く父だ。がんばってきて欲しい。3食バランスの良い食事ができるし、仕事もしなくていいんだから体をゆっくり休めてくれればいいのだが・・・・あの性格だ。どうせ同室の患者や看護婦に細かい不満を抱いて、一人勝手にイライラするのだろう。

ああいかん、私までイライラしてくるからもうよそう。


で、父が出かけて間もなくヘルパーさんが来た。デイサービスに向かう母の送り迎えと簡単な家事を頼んでいる。

いつも来てくれる人が怪我をして来られなくなったので代わりの人が来たが、その挨拶と引継ぎのために今朝は責任者の男性が一緒だった。

その初対面の責任者に会って10秒で、私は心のシャッターをガラガラと下ろしてしまったのだった。

今思えば、私の悪い癖が出たのかもしれない

父への不満が火種となって残っていたせいもある

でもでも、その責任者が話すのを聞けば聞くほど、どんどんいけ好かないヤツだという思いが膨らんでいきもうアウト。

最後まで愛想笑い一切無し、心の鼻息をフガフガ荒くさせつつも平静を装っていた私だった。

あ〜〜

やっぱり今考えると、虫の居所が悪かっただけだわ。

すまんのう。

ちょっと運が悪かったと思って流してくれい。





さて、今日は父と母の心配をしなくて良い日。

自由だわあ・・・フリ〜ダムよぉぉぉぉ♪



夕方母がデイサービスから戻ってくるまで、ゆっくりおでかけしてきます。どこに行こうかな。久しぶりに美術館でもいいな。

・・・・あっ・・・・

今日はお盆真っ只中。どこに行っても人だかりかも。




とりあえず、ブログ使ってヒートアップしていた頭を冷やしたところで、レッツゴー!

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