ひまわりの夢

2006年8月1日
8月だ!


8月、と聞くとひまわりをイメージする。




真っ青な空に見上げる入道雲、麦わら帽子と虫取り網。

草いきれ、蝉の声、すいかをほうばったあとのお昼寝。

遠い遠い・・・夏休みの記憶。


今じゃ1週間ももらえない貧相なお盆休みを、それでもどうやって過ごそうかと悩んでしまう大人になった私だ。やりたいことは多すぎ、使えるお金は少なすぎる。あれもダメ、これもちょっと無理・・・ため息が、あの日とちっとも変わらない蝉の声にかき消される。

子供の頃、いーや、正直に言うと高校卒業するまで、学校や親に縛られる人生が嫌で早く大人になりたいと思っていた。大人になれば誰にも命令されず遠慮もせず、大手を振って好きなように生きていられるもんだと信じていた。だからこそ、大人なのだと。

しかし悲しいことに私は詰めが甘かった。その甘さを、誰にも面と向かって膝をそろえて諭してもらえず、いーやそれは誰のせいでもない身から出たサビなのだけれど、とにかくあれよあれよと言う間に社会の大波に飲み込まれた。ただ本当に運が良かったことに、流されてたどり着いた岸辺には磨けば磨いただけ光るダイヤモンドが転がっていたのだった。



それでも、こんな夜には(どんな夜だ?)

もしかして私

全然違った人生があったかも知れない、なーんて妄想中

どんな手段を使ってでも、アラブの石油王と結婚して湯水のようにお金を使いまくる日々、とか・・・



・・・・



我ながら、発想が貧困。


ま、いいか。






今宵に何の不足があろうか?


エアロスミスのご機嫌な歌声をききながら

お気に入りのヨーグルトをほおばる以外に、何が?????

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