デコはやめて!

2006年7月5日
今朝のこと。




いつも通り、起きたばかりの私はかなりボーッとしている。


ボーッとしたまま部屋を横切りトイレに行き

ボーッと用を済ませ戻って来る

ポチッとつけたテレビを10秒間ボーッと眺め

おもむろに部屋のカーテンを開ける

それは自動操縦でセットされている、いつもの手順。



ところが今日は

雨が降っているのを見たくてつい、窓も開けてみた

ああ・・・よく降ってるなぁ・・・

ボーッと眺めていた、その5秒後。








ぺちっ








私のデコに、そこそこの重量を持つ柔らかい物体が落ちてきた

足元に目を落とすとそこに・・・





・・・・ヤモリ







ёлбЩЭЯ☆¢!!!!!!






全く意味を成さない言葉が、ボーッとし続けていた私の口から流れ出た。慌てた時って、人間おかしなことを口走るもんですね。


全身硬直状態のまま心臓だけが早鐘のごとく打ち続けている間、目はこちらも朝から災難にあったヤモリ君から離れない。

白灰色の滑らかな体はしっぽの先までで8センチくらい。コショウの粒くらいの目をパッチリ開けて、微動だにしない。よく見ると口がうっすら開いていた。

その表情が、

「あぁ〜〜〜、ビックリした!あぁ〜〜〜、恐かった!」

という風に見えてカワイイとさえ思える。

ヤモリ君はおそらく、私が窓を開けた時にちょうど上部のヘリあたりにいたのだろう。急に足場を失い、何とか腕の力だけでぶら下がっていたのだが力尽きて落っこちた。そこにちょうど外を覗いていた私のデコがあって、ワンバウンドして着地したというわけだ・・・。

我に返った私が右手を少しだけ動かしたとたん、ヤモリ君は目にも止まらぬ速さでベランダの鉢植えに逃げ込んだ。そこで頭だけを鉢の間に突っ込んで隠れたつもりだったのだろうけど、後ろ足からしっぽが丸見え。


「守ってくれてたんだね。ありがとね。」

そうつぶやいて、そっと窓を閉めた。



 



キモカワイイ、ヤモリ君。

忘れた頃にいきなり姿を現すからいつもドキドキしちゃうけど、そんなに嫌いじゃないです。




それにしても・・・・



実はこれ、2度目のできごとなんだよね・・・・



去年も全く同じパターンで、上から落ちてきて仰天したのだ。

まさか、同じ子?

それか、家族?子孫?

だとしたら。

間が悪いのも遺伝か。

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