人生一の奇遇
2006年5月29日
その日・・・・
履き慣れぬパンプスとスーツ姿で研修を受けていた私。
隣には、気難しそうな表情をしたネクタイ姿の男性が座っていた。
その頃、人生の一大決心をしてこれから進む道に一体何が待ち構えているのか不安でたまらなかった私は、それを忘れたくて毎日がむしゃらに動いていた。お金も確かに必要で・・・。
隣の男性はまだ好きだった彼女と別れてひと月、休日にデートをしなくなった寂しさを紛らわせるためにやるべき事は他にあったはずなのに、なぜか特に理由もなくこの研修を受けに来た。
朝から晩まで、小難しい話を聞かされる。講師を務めたキャリアウーマン風の女性はどこか威圧的だった。
9時間後
やっと開放された私達は
良くある居酒屋ですっかり意気投合していた。ごく自然な、なりゆきだった。
彼はネクタイを緩め、私は窮屈だったパンプスをテーブルの下で脱いで、途切れることなくお酒と会話を楽しんでいるうちに終電ギリギリの時間になった。
少しフラフラしながら外に出て、駅まで向かう。アドレスを交換して、それぞれの家路についた。
2年前の今日・・・
タカと私は、そうやって出会った・・・
これから始まる孤独と自由に満ちた人生を、胸いっぱいに抱えながら歩き出した見ず知らずの2人に、突然訪れた縁。
仕事してお金を稼ごうと思っていたはずが・・・
お金で買えない素敵なパートナーを見つけちゃった・・・
派遣会社から受けたその仕事は、結局2人ともすぐやめちゃいました。
判りません。
ホントーに人生は、判りませんねぇ。
履き慣れぬパンプスとスーツ姿で研修を受けていた私。
隣には、気難しそうな表情をしたネクタイ姿の男性が座っていた。
その頃、人生の一大決心をしてこれから進む道に一体何が待ち構えているのか不安でたまらなかった私は、それを忘れたくて毎日がむしゃらに動いていた。お金も確かに必要で・・・。
隣の男性はまだ好きだった彼女と別れてひと月、休日にデートをしなくなった寂しさを紛らわせるためにやるべき事は他にあったはずなのに、なぜか特に理由もなくこの研修を受けに来た。
朝から晩まで、小難しい話を聞かされる。講師を務めたキャリアウーマン風の女性はどこか威圧的だった。
9時間後
やっと開放された私達は
良くある居酒屋ですっかり意気投合していた。ごく自然な、なりゆきだった。
彼はネクタイを緩め、私は窮屈だったパンプスをテーブルの下で脱いで、途切れることなくお酒と会話を楽しんでいるうちに終電ギリギリの時間になった。
少しフラフラしながら外に出て、駅まで向かう。アドレスを交換して、それぞれの家路についた。
2年前の今日・・・
タカと私は、そうやって出会った・・・
これから始まる孤独と自由に満ちた人生を、胸いっぱいに抱えながら歩き出した見ず知らずの2人に、突然訪れた縁。
仕事してお金を稼ごうと思っていたはずが・・・
お金で買えない素敵なパートナーを見つけちゃった・・・
派遣会社から受けたその仕事は、結局2人ともすぐやめちゃいました。
判りません。
ホントーに人生は、判りませんねぇ。
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