タイムマシンは要らない
2006年5月22日
この週末、結局のどの具合は好転せず・・・少し苦しかった。
そうは言っても買い物に行ったりスーパー銭湯に行ったり、人ごみの街中に出てあちこち歩いたりできたんだからまぁまぁ元気だったということか。
夜中に咳き込む回数が確実に減ったり、食欲も戻っている。ゆっくりと快方に向かう私の体。ちゃんと注意を向けて、付き合ってあげよう。薬を飲まないんだから、仕方ない。
さて、日曜日。
自宅から2時間半もかけて、タカの親友デン君がやって来た。
タカはお正月以来5ヶ月ぶり、私は去年ホタルを見に行った時から約1年ぶりに会うデン君。相変わらず独特の明るさを湛えていた。奥のほうに強いけれどナイーブなものをたくさん抱えているくせに、無防備に他人を受け入れてしまう危うさを隠そうとしている・・・私にはそう感じてしまう明るさ。
それにしても・・・
デン君の瞳は、こっちがたじろぐほど綺麗なのだ。
なんかこう、ウルウルキラキラしている。単に涙が多いせい?いやいや違う、形も良いし視線に力がある。目力、満々。
彼が好きなカレー屋でご飯を食べながら、趣味の釣りの話をする時なんかキラキラが倍増。そんな風に輝いている人を見るのは本当に楽しいね。一緒にいて、食事をしながら色んなことを話すだけでこっちにどんどんそのエネルギーが流れてくる。それが何とも言えず心地よい。
更に、タイムマシンで過去に戻ることが理論上では実現可能だという話も熱く解説してくれた。もちろん、相対性理論に基づいて。タカも私も興味津々で意見をはさむけれど、あまりにも難解なので3人の知識だけでは悲しいかな話が広がらず。いつか一度、真剣に勉強しようと思ってはいるのだけれどなぁ。
それから3人で、ゲーセンで少し遊んだり楽しみにしていた推理芝居を見たり、CDや本を見たりしてあっという間に夜になった。そして、また2時間半かけて家に帰るデン君を改札口で見送った。いつも思うんだけど、仲の良い男同士の別れ際ってすごくあっさりしているよね。より素っ気ないほど、お互いの信頼は篤いと感じる。タカとデン君も「じゃあ」とも言わなかった。目と目で気持ちを交わしたのだろう。デン君は私にもひと言も言わず、一瞬目を合わせて小さく頷いただけだった。何か、イイねぇ男同士。まぁ、私は女同士のイイところ、いっぱい知ってて心地良いからそれでいい。
タカと手を繋いで、タカの家に帰る。
デン君がいる時のタカは、私と2人きりと時とは明らかに違って面白い。タカにとっては親友と恋人が同時にいる時の、何とも言えない居心地の悪さというものがあるのだ。
「男同士でいる時に、自分の彼女自慢するヤツが信じられない。ものすごくカッコ悪い」と豪語するタカ。硬派(←死語か!)だねぇ。
確かに、デン君が始終私に気を使ってくれていたのを感じた。優しい人だ。そんな彼を、タカはタカなりに気にしていただろう。3人だと微妙なバランス関係なのか・・・。私はぜーんぜん気にならないけれど。それよりデン君、早く彼女作っていつかダブルデートしようね〜。
タカとデン君が楽しそうに話しながら歩くその背中を見て、ニヤニヤしていた私。20年後の彼らが楽しみだ〜!
そうは言っても買い物に行ったりスーパー銭湯に行ったり、人ごみの街中に出てあちこち歩いたりできたんだからまぁまぁ元気だったということか。
夜中に咳き込む回数が確実に減ったり、食欲も戻っている。ゆっくりと快方に向かう私の体。ちゃんと注意を向けて、付き合ってあげよう。薬を飲まないんだから、仕方ない。
さて、日曜日。
自宅から2時間半もかけて、タカの親友デン君がやって来た。
タカはお正月以来5ヶ月ぶり、私は去年ホタルを見に行った時から約1年ぶりに会うデン君。相変わらず独特の明るさを湛えていた。奥のほうに強いけれどナイーブなものをたくさん抱えているくせに、無防備に他人を受け入れてしまう危うさを隠そうとしている・・・私にはそう感じてしまう明るさ。
それにしても・・・
デン君の瞳は、こっちがたじろぐほど綺麗なのだ。
なんかこう、ウルウルキラキラしている。単に涙が多いせい?いやいや違う、形も良いし視線に力がある。目力、満々。
彼が好きなカレー屋でご飯を食べながら、趣味の釣りの話をする時なんかキラキラが倍増。そんな風に輝いている人を見るのは本当に楽しいね。一緒にいて、食事をしながら色んなことを話すだけでこっちにどんどんそのエネルギーが流れてくる。それが何とも言えず心地よい。
更に、タイムマシンで過去に戻ることが理論上では実現可能だという話も熱く解説してくれた。もちろん、相対性理論に基づいて。タカも私も興味津々で意見をはさむけれど、あまりにも難解なので3人の知識だけでは悲しいかな話が広がらず。いつか一度、真剣に勉強しようと思ってはいるのだけれどなぁ。
それから3人で、ゲーセンで少し遊んだり楽しみにしていた推理芝居を見たり、CDや本を見たりしてあっという間に夜になった。そして、また2時間半かけて家に帰るデン君を改札口で見送った。いつも思うんだけど、仲の良い男同士の別れ際ってすごくあっさりしているよね。より素っ気ないほど、お互いの信頼は篤いと感じる。タカとデン君も「じゃあ」とも言わなかった。目と目で気持ちを交わしたのだろう。デン君は私にもひと言も言わず、一瞬目を合わせて小さく頷いただけだった。何か、イイねぇ男同士。まぁ、私は女同士のイイところ、いっぱい知ってて心地良いからそれでいい。
タカと手を繋いで、タカの家に帰る。
デン君がいる時のタカは、私と2人きりと時とは明らかに違って面白い。タカにとっては親友と恋人が同時にいる時の、何とも言えない居心地の悪さというものがあるのだ。
「男同士でいる時に、自分の彼女自慢するヤツが信じられない。ものすごくカッコ悪い」と豪語するタカ。硬派(←死語か!)だねぇ。
確かに、デン君が始終私に気を使ってくれていたのを感じた。優しい人だ。そんな彼を、タカはタカなりに気にしていただろう。3人だと微妙なバランス関係なのか・・・。私はぜーんぜん気にならないけれど。それよりデン君、早く彼女作っていつかダブルデートしようね〜。
タカとデン君が楽しそうに話しながら歩くその背中を見て、ニヤニヤしていた私。20年後の彼らが楽しみだ〜!
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