愛しき人よ

2006年1月24日
見たかったの、コレ。

いやぁ〜役者が揃いましたね。こんな映画、待ってたの。

始めから終わりまで、「男って・・・ああ女って・・・」とつぶやきながら楽しく、時には切なく、またエロく展開するストーリーを堪能しました。けれどその流れは私にはちょっと早くて、過去の自分や付き合った人達との思い出に浸っていると、ゴソーッと状況が変わってしまうので早送りでもう1回見たりもしました。

あ、以下ネタバレありなので見ようと思ってる人は気をつけて下さいね。



まず、納得いかないというかやっぱりそうなのかと思ったのは・・・・

男の人はどうしても「浮気」を黙っていられないのね。

プロの女性とのことまで、愛する人に告白してしまう。愛しているからこそ、ウソはつけない。しかもそれが原因で別れを切り出すなんて。

いやもちろん、そうじゃない人もたくさんいる。

男性諸氏なら、至極当たり前で自然な心理なんだと理解するのだろうけれど、私にはちょっと理解できないなぁ〜。

いや、頭では理解できるけど、もし自分が「浮気したから別れよう」って言われてもな。しかも、その時点で「君のことは、今でも愛してる」って言われても・・・なぁ。それともただのリップサービス?

ナタリー・ポートマン演じるアリスは、そんな状況に置かれて涙ながらに別れを拒む。けれど最後には自分から家を出て行くのだ。

そうだよね。

私も経験した。

どんな立場や状況であれ、一度離れた心が戻ってくる確立はゼロに等しい。若い頃と、付き合いが浅い恋愛では尚更だ。

そんな「22歳のイターイ別れ」を経験した私は、恋愛においてそれがかなり深いトラウマとなって現在もつきまとっている。

今、16歳も年下の恋人と付き合っていて、「彼が浮気したらどうしよう。それを知ったらどうするだろう」と勝手に沈んだこともしばしばあった。

幸い、そんなダークサイドからの悪魔の囁きは最近とんと聞こえなくなり、成るように成ると腹も据わったけれど。

うーん やっぱり

私は、たとえ浮気されたとしてもタカを嫌いになれないんじゃないかなぁ〜。だから、黙っていて欲しい。「据え膳食わぬは男の恥」っていう言葉、悲しいけれど受け入れられるくらい私は大人に(?)なったみたい。

ただし、心はダメ。

私よりその人の方を愛してるって言われたら、玉砕ですわ。黙って消えます。(果たして黙っていられるかどうか・・・)

それと、この映画を見てつくづく思ったのは

男の人にとって、セックスってそんなにも大切なのかってこと。


妻に浮気された夫が、そのセックスを妻に事細かに白状させる時の鬼気迫る迫力と言ったら!!

どこでやった?

いつやった?

イッたのか、何回イッたのか、どんな体位で??

エエ〜〜ッ・・・てな感じ。


けれど思い当たる。

タカが私にしつこく聞くことは

僕ってすごい? 

何回イッた?

どんな感じ?

またしたい?


それはもう、健気なくらいに私が満足していることを繰り返し確認する彼だ。今度生まれ変わったら、男になってみたいみたい。その、女から見たら「なんでそこまで命がけ?」とキョトンとするようなムスコへのこだわりを、体験してみたいじゃないの!

ま、とどのつまり

恋愛も結婚も、不倫も片思いもその他モロモロの男女関係は・・・辛いこともたくさんあるけど、やっぱり素敵だなと思える映画だった。ラストシーン、男と女それぞれの描写が見る人によってかなり深く印象に残るだろう。

うん、大人の映画だね。

タカはまだ見てなくて、見たいって言ってたけど・・・まだちょっと早いだろう。子供は早く寝なさい(ケケケッ)。



体も心もこんなにも違う男と女が、どうしようもなく惹かれ合う情熱とロマンに乾杯〜!

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