一生に一度はお伊勢参り
2006年1月10日
お正月が終わったと思ったら3連休だったから、やっと今日からいつもの生活に戻った気分。
この間、なんと体重が2キロも増えた私。普段ほとんど変化が無いからたった2週間足らずでの激太りにおののいています・・・確かに、お風呂で見る自分の腹は丸々と出っ張っていた。
ということで、やり慣れないダイエットを決意。と言っても、いつも通りの食生活に戻るだけだけど。
油ものと甘いものはあまり食べない。
腹八分目。
野菜と魚と豆類が中心、お米はきちんと食べる。
水分をたくさん採る。
よく噛んでゆっくり食べる。
間食は極力しない、するならひと口だけ。
寝る3時間前は何も食べない。
こんなとこかな・・・
さてと。
昨日大失敗に終わった連休の日記を、書く気になったので書いておこう。
6日(金曜日)
夜、タカの仕事が終わる頃に待ち合わせをして、彼の家に行きお泊り。2週間ぶりにタカの手料理を味わった。野菜たっぷりのトマトソースパスタ、彼特製の「ワインにんにく」(さっと焼いたにんにくを赤ワインに漬けたもの)が絶妙な隠し味になって、いつもながら「まいうー!!」。
それから、一緒にお風呂に入って会えなかった年末年始の報告をし合い、ベッドに潜り込んでゆっくりたっぷり愛を育む。頭を空っぽにして、理屈抜きにお互いを感じ合う。暖房を切った寒い部屋で、2人とも汗だく。眠ったのは、もう4時近かった・・・
7日(土曜日)
お昼近くまで眠り、簡単な食事をしたあとタカはセミナーへ。私は、彼のベッドでテレビを見ていたらいつの間にか眠ってしまった。目が覚めて、ボーッとしているうちに、ひと仕事終わったタカが帰宅。2人でスーパーに行き夕食の仕度、メニューは鯛雑炊と手作りコロッケ2種。取り合わせがめちゃくちゃだけど、タカが担当した鯛雑炊は料亭で出してもおかしくないほど美味しくて、私が作ったコロッケもデパ地下で行列ができそうなくらいウマかった!
夜はゆっくりと過ごし、タカが少し仕事をすると言うので、私は持ってきた編みかけの帽子を仕上げる。こうやって2人がそれぞれ自分のことに没頭している時間が、私はけっこう好き。お茶を飲む時ふと顔を上げると、そこにタカがいて、私には全くチンプンカンプンの仕事に集中している。それを邪魔しないように、私も自分の世界に戻る。ときどき、チュウ。
そして、早く眠った。
8日(日曜)と9日(月曜)
朝早く起きて、1泊2日の初詣旅行へ!
バスと電車を乗り継いで伊勢神宮で初詣でしたあと、タカがネットで見つけた四日市にある旅館に泊って、翌日帰ってきた。
タカと知り合って1年7ヶ月、これが初めてのお泊り旅行。それだけでも大ハシャギなのに、ずっと行きたかった伊勢神宮に行けるし、それも大好きなタカと一緒の初詣だし、旅館には貸しきり露天風呂があるし!もう最高に楽しかった〜!
とは言え、実は私達、貧乏カップル。
タカは研究所に籍を置く大学院生。博士課程で自分の研究を進める傍ら、国からお給料をもらって生活している。
私は一昨年、15年続いた結婚生活にピリオドを打ち、元夫の支援を元に小さなマンションを買い、仕事をして何とか生計を立てている。
と言うことで、旅館は素泊まり。電車は行きだけ特急、帰りは急行。チケットはもちろん金券ショップ。食事も質素に、贅沢はダメ。
でも、この2日間は何をしてもどこに行っても楽しくて仕方なかった。いつも手を繋ぎ、ぴったりと寄り添い、ずっと笑ってた・・・お互いに自分らしく、自然体でいられるから。そんな人とめぐり合えたこと、その幸せはお金では買えない。
そうそう、伊勢神宮!
想像以上に素晴らしい場所だった・・・!
広大な敷地に、瑞々しい鎮守の森。2000年の歴史を思わせるたたずまい。冷たい風が吹いていたけれど空は青く澄んでいて、境内は大勢の参拝客で賑わっていた。その流れに加わってゆっくりと進み、古いお札を納め、列に並んで本殿にお参りし、タカとお揃いの新しいお守りを買った。これが今年一年、毎日あちこち移動して仕事をする私をきっと護って下さるだろう。もちろん、タカのことも。
参拝の後、「おはらい町」と呼ばれる旧参宮街道を歩く。この通りの左右には、土産物屋や伊勢名物の食べ物、郷土品、地酒などを売る店が軒を連ねている。根が食いしん坊の私たちは、さっそく伊勢名物を次々に賞味。伊勢うどん、伊勢海老コロッケ、甘酒、地酒、松坂牛の串焼き、赤飯まんじゅう。そしてお茶と赤福をお土産に。
いやぁ、満足満足!
お伊勢参りというのは、昔はどうだったか知らないがこんなにも「グルメ詣で」だったとは。
日本の、八百万の神様は、実はとっても人間臭い。古事記に出てくる個性豊かな神様たちは、泣いたり怒ったりスネたり笑ったり。そして、私たち人間との関係は、親子のようなものだ。子供が生まれた時、住んでいる家に一番近い所にある神社にお奉りされている神様が、生涯その子を見守っていく。それが産土(うぶすな)の神様だ。だから日本人は、生まれたら自分の両親と、産土の神様の両方に護り育まれていく。
だから神様だって、人間が美味しいものを食べて喜んだり、お酒を飲んで陽気に騒いだりして幸せに生きているのを見ればやっぱり嬉しい。と言うことであのグルメ通りは、そんな暖かい愛に感謝しつつ、思いっきり楽しむのが一番だろう!回りきれなかったお店がたくさんある。ああ〜、また行こう!
そうそう・・・
泊った旅館も、スゴーク味があった。
創業90年の伝統ある旅館。要するに古い。
当然ながら全室和室。トイレと洗面は共同。部屋の暖房はかろうじて効いているものの、廊下は外と同じ寒さ。
子供の頃、田舎のおばあちゃんちで体験したことが全部甦ってきた。更に旅館の女将・・・絵に描いたような。昼のドラマに出てきそうな。思わず吹き出しそうになるくらい、そのまんま。
でも!今回の旅の目玉だった、「貸切露天風呂」、これが良かった!
タカも私も温泉好きなんだけど、当然一緒には入れない。だからこれがものすごく嬉しかった〜!40分間の予約制だったけど、泊り客が少なかったのでちょっと多めに使わせてくれたし。2人で入っても充分広い湯船に、かけ流しのお湯が溢れていて、ヒノキでしつらえた洗い場も風情があってステキ。ゆったりと大名気分に浸れたひと時だった・・・♪
タカ、最高に楽しい初詣をありがとう!!
あなたの願い事が、1日も早く叶いますように・・・
この間、なんと体重が2キロも増えた私。普段ほとんど変化が無いからたった2週間足らずでの激太りにおののいています・・・確かに、お風呂で見る自分の腹は丸々と出っ張っていた。
ということで、やり慣れないダイエットを決意。と言っても、いつも通りの食生活に戻るだけだけど。
油ものと甘いものはあまり食べない。
腹八分目。
野菜と魚と豆類が中心、お米はきちんと食べる。
水分をたくさん採る。
よく噛んでゆっくり食べる。
間食は極力しない、するならひと口だけ。
寝る3時間前は何も食べない。
こんなとこかな・・・
さてと。
昨日大失敗に終わった連休の日記を、書く気になったので書いておこう。
6日(金曜日)
夜、タカの仕事が終わる頃に待ち合わせをして、彼の家に行きお泊り。2週間ぶりにタカの手料理を味わった。野菜たっぷりのトマトソースパスタ、彼特製の「ワインにんにく」(さっと焼いたにんにくを赤ワインに漬けたもの)が絶妙な隠し味になって、いつもながら「まいうー!!」。
それから、一緒にお風呂に入って会えなかった年末年始の報告をし合い、ベッドに潜り込んでゆっくりたっぷり愛を育む。頭を空っぽにして、理屈抜きにお互いを感じ合う。暖房を切った寒い部屋で、2人とも汗だく。眠ったのは、もう4時近かった・・・
7日(土曜日)
お昼近くまで眠り、簡単な食事をしたあとタカはセミナーへ。私は、彼のベッドでテレビを見ていたらいつの間にか眠ってしまった。目が覚めて、ボーッとしているうちに、ひと仕事終わったタカが帰宅。2人でスーパーに行き夕食の仕度、メニューは鯛雑炊と手作りコロッケ2種。取り合わせがめちゃくちゃだけど、タカが担当した鯛雑炊は料亭で出してもおかしくないほど美味しくて、私が作ったコロッケもデパ地下で行列ができそうなくらいウマかった!
夜はゆっくりと過ごし、タカが少し仕事をすると言うので、私は持ってきた編みかけの帽子を仕上げる。こうやって2人がそれぞれ自分のことに没頭している時間が、私はけっこう好き。お茶を飲む時ふと顔を上げると、そこにタカがいて、私には全くチンプンカンプンの仕事に集中している。それを邪魔しないように、私も自分の世界に戻る。ときどき、チュウ。
そして、早く眠った。
8日(日曜)と9日(月曜)
朝早く起きて、1泊2日の初詣旅行へ!
バスと電車を乗り継いで伊勢神宮で初詣でしたあと、タカがネットで見つけた四日市にある旅館に泊って、翌日帰ってきた。
タカと知り合って1年7ヶ月、これが初めてのお泊り旅行。それだけでも大ハシャギなのに、ずっと行きたかった伊勢神宮に行けるし、それも大好きなタカと一緒の初詣だし、旅館には貸しきり露天風呂があるし!もう最高に楽しかった〜!
とは言え、実は私達、貧乏カップル。
タカは研究所に籍を置く大学院生。博士課程で自分の研究を進める傍ら、国からお給料をもらって生活している。
私は一昨年、15年続いた結婚生活にピリオドを打ち、元夫の支援を元に小さなマンションを買い、仕事をして何とか生計を立てている。
と言うことで、旅館は素泊まり。電車は行きだけ特急、帰りは急行。チケットはもちろん金券ショップ。食事も質素に、贅沢はダメ。
でも、この2日間は何をしてもどこに行っても楽しくて仕方なかった。いつも手を繋ぎ、ぴったりと寄り添い、ずっと笑ってた・・・お互いに自分らしく、自然体でいられるから。そんな人とめぐり合えたこと、その幸せはお金では買えない。
そうそう、伊勢神宮!
想像以上に素晴らしい場所だった・・・!
広大な敷地に、瑞々しい鎮守の森。2000年の歴史を思わせるたたずまい。冷たい風が吹いていたけれど空は青く澄んでいて、境内は大勢の参拝客で賑わっていた。その流れに加わってゆっくりと進み、古いお札を納め、列に並んで本殿にお参りし、タカとお揃いの新しいお守りを買った。これが今年一年、毎日あちこち移動して仕事をする私をきっと護って下さるだろう。もちろん、タカのことも。
参拝の後、「おはらい町」と呼ばれる旧参宮街道を歩く。この通りの左右には、土産物屋や伊勢名物の食べ物、郷土品、地酒などを売る店が軒を連ねている。根が食いしん坊の私たちは、さっそく伊勢名物を次々に賞味。伊勢うどん、伊勢海老コロッケ、甘酒、地酒、松坂牛の串焼き、赤飯まんじゅう。そしてお茶と赤福をお土産に。
いやぁ、満足満足!
お伊勢参りというのは、昔はどうだったか知らないがこんなにも「グルメ詣で」だったとは。
日本の、八百万の神様は、実はとっても人間臭い。古事記に出てくる個性豊かな神様たちは、泣いたり怒ったりスネたり笑ったり。そして、私たち人間との関係は、親子のようなものだ。子供が生まれた時、住んでいる家に一番近い所にある神社にお奉りされている神様が、生涯その子を見守っていく。それが産土(うぶすな)の神様だ。だから日本人は、生まれたら自分の両親と、産土の神様の両方に護り育まれていく。
だから神様だって、人間が美味しいものを食べて喜んだり、お酒を飲んで陽気に騒いだりして幸せに生きているのを見ればやっぱり嬉しい。と言うことであのグルメ通りは、そんな暖かい愛に感謝しつつ、思いっきり楽しむのが一番だろう!回りきれなかったお店がたくさんある。ああ〜、また行こう!
そうそう・・・
泊った旅館も、スゴーク味があった。
創業90年の伝統ある旅館。要するに古い。
当然ながら全室和室。トイレと洗面は共同。部屋の暖房はかろうじて効いているものの、廊下は外と同じ寒さ。
子供の頃、田舎のおばあちゃんちで体験したことが全部甦ってきた。更に旅館の女将・・・絵に描いたような。昼のドラマに出てきそうな。思わず吹き出しそうになるくらい、そのまんま。
でも!今回の旅の目玉だった、「貸切露天風呂」、これが良かった!
タカも私も温泉好きなんだけど、当然一緒には入れない。だからこれがものすごく嬉しかった〜!40分間の予約制だったけど、泊り客が少なかったのでちょっと多めに使わせてくれたし。2人で入っても充分広い湯船に、かけ流しのお湯が溢れていて、ヒノキでしつらえた洗い場も風情があってステキ。ゆったりと大名気分に浸れたひと時だった・・・♪
タカ、最高に楽しい初詣をありがとう!!
あなたの願い事が、1日も早く叶いますように・・・
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